2016-03-10 第190回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
一三年の燃料輸入額は二十七・四兆円で、円建て燃料輸入価格が一三年の一五四・八から一六年一月の七七・八に五〇%下落しましたので、我が国は十三・六兆円の価格効果を得たことになります。 それにもかかわらず原油下落効果が余り現れていないのはなぜでしょうか。これは、原油が暴落すると、当初は原料価格の低下で業績が浮上しますが、製品価格への転嫁が進むにつれて売値が下落して業績が悪化します。
一三年の燃料輸入額は二十七・四兆円で、円建て燃料輸入価格が一三年の一五四・八から一六年一月の七七・八に五〇%下落しましたので、我が国は十三・六兆円の価格効果を得たことになります。 それにもかかわらず原油下落効果が余り現れていないのはなぜでしょうか。これは、原油が暴落すると、当初は原料価格の低下で業績が浮上しますが、製品価格への転嫁が進むにつれて売値が下落して業績が悪化します。
ここ十年間の貿易収支と原発停止に伴う化石燃料輸入額でございます。 問題となりました二〇一一年に、当然ながら、原発停止に伴う化石燃料輸入額が、これは経産省の試算ですから、どこまで正しいかどうかはともかくとしまして、二・三兆円の化石燃料の輸入が始まったわけなんですが、ちょうどこの年から、それまで長らく続いていました日本の貿易黒字が赤字に転落しているわけです。
これは、日本の化石燃料輸入額の推移を示したものでございます。 これは、先日の代表質問のときにも数字をお示しさせていただいたものでありますけれども、日本の化石燃料にあります石炭、原油、LNGなどの輸入額、これは九八年には五兆円、名目GDPに占める割合が一%だったところ、国際価格の高騰によって二〇〇八年の輸入額約二十三兆円、名目GDP比は四・六%まで急増しております。